ギターを弾く際には、毎回チューニングをする必要があります。常に正しいチューニングで弾くことはとても大切ですのでチューニングの方法はしっかりマスターしてください。
チューニングにはチューナーを使う方法と耳で合わせる方法の2つがあります。耳で合わせる方がおすすめですが、はじめはハードルが高いのでチューナーを使ってかまいません。慣れて来たら、しっかり耳でチューニングができるようにしてください*1。
チューニングはこまめに。弦が新しいときは特に注意!
チューニングは練習中にも段々と下がってくるものです。チューニングが狂っていると音感が鈍り気持ちよく演奏できなくなるので、こまめなチューニングを心がけてください。特に弦が新しいときには音がどんどん下がっていくので注意が必要です。
*1
耳でチューニングすることは音感を養うためにも大切です。 |
チューナーで合わせる場合 |
STEP 1 POWER/MODEボタンを押して電源を入れる
STEP 2 チューニングモードとA4(基準音)の確認
チューニングモード(MODEボタンを押して変更)→ Gにあわせる
基準音(A4ボタンで調節)→ 440にあわせる
STEP 3 1本ずつ弦を鳴らしてチューニング
メーターを見ながら調節。音が合うと表示が緑色になります*2。
⑥弦→E、⑤弦→A、④弦→D、③弦→G、②弦→B、①弦→E

*2
大幅に音がずれていると、鳴っている音をチューナーが別の弦として認識してしまうため、うまくチューニングできないことがあります。 そのような場合は、チューナーの音名表示によく注意してチューニングするようにしてください。 |
耳で合わせる場合 |
STEP 1 音叉*3などで⑤弦のラ音を合わせます。
STEP 2 基準音を合わせたら、以下の図のように同じ音が出る場所を比較しながらチューニングを行います*4。

*3
音叉は、膝で叩いて振動させ、耳の近くで鳴らす、またはブリッジに当てて音を聴いて使います。 |
*4
2つの音を同時に鳴らしたときに、1つの音に聴こえるようにします。うねりがあるときは、合っていません。 |
チューニングのポイント |
1.音を上げながら合わせる
音は上げながら合わせた方が上手くチューニングできます。高く上げすぎてしまって場合は1度多めに下げて、再度音を上げながら合わせるようにしましょう。
2.ハミングで比較
よく分からない時は2つの音をそれぞれハミングで歌いながら比較してみましょう。
3.コードやオクターブの音を弾いて微調整
チューニングが終わったら、コードやオクターブの音を弾いてみるなどして確認し、微調整をしましょう。