山下光鶴(てるかく)

1994年京都に生まれ 、長崎で育つ。父はギタリストの山下和仁、母は作曲家の藤家溪子。幼少より両親のもとで音楽を学び、10歳より山下和仁ファミリーアンサンブルのメンバーとして世界各地でコンサートに出演。コルドバ国際ギターフェスティバル、アレッサンドリア国際ギターフェスティバル、ソウルアートセンターなどにて公演する。18歳で渡独し、ギタリストコンポーザーのカルロ・ドメニコーニに師事。同時に、ベルリン芸術大学の作曲科及びギター科に入学し、本場のクラシック音楽と最先端の現代音楽を学ぶ。以降ベルリンを拠点に、パリ、ブダペスト、ブリュッセル、ソウルなどにて、自作の作品と古典レパートリーを組み合わせたプログラムの演奏活動を行っている。近年は、室内楽作品、歌曲 、音楽ドラマも手掛けるなど、活動の幅をさらに広げている。

ハンガリーツアーにおけるマスタークラスやドイツのベルリンの複数の音楽学校で教えるなど、後進の指導にも力をいれている。2019年10月より長崎ギター音楽院でレッスン、また長崎ギター合奏団の指揮者を務める。

ウェブサイト: terukaku-yamashita.com

佐藤純子(サークル講師)

中学2年から兄の影響でギターを始める。山下亨氏に師事。第33回九州ギターコンクール第3位受賞、第25回長崎県新人発表演奏会オーディションに合格、出演。1998年より約1年ロンドンギタースタジオ、パフォーマンスクラスにてカルロスボネル氏に師事。第3回長崎ギターコンクール第1位受賞。同年10月長崎市民会館にてソロリサイタル。第3回&第4回長崎ギターグランプリ第1位受賞、以後、長崎ギター音楽院にて定期的にソロリサイタルを開催。長崎ギター音楽院講師。

 

松永知子

長崎市生まれ。クラシックギターを山下亨、橋口武史両氏に師事。2008年より3年間、スペイン・リナレス市のセゴビア音楽院にてF. クエンカ氏に師事。同音楽院を卒業後2011年に帰国。スペイン滞在中はリナレス市のセゴビア博物館にてソロリサイタルを開催。2010年「マリオ・エヒド」ギターコンクール優勝 (スペイン・ビルチェス市)2012年第40回長崎県新人演奏会優秀賞受賞。これまでにO. ギリア、M.E. グスマン、C. トレパット各氏のマスタークラスを受講。現在、長崎市内外にて演奏活動を行っている他、長崎市内にて松永知子ギター・スペイン語教室を主宰。また、「音楽を絵で表現する」をテーマにイラスト制作も行っており、2017年には自身のイラスト展とギター演奏のコラボシリーズ「VIVA LA MUSICA! (ビバ・ラ・ムシカ) 」のVol.1を長崎県美術館で開催し、好評を博す。長崎ギター音楽院非常勤講師。KTN西日本新聞文化サークル講師。長崎大学教育学部初等教育コース美術選修卒業。