院長あいさつ

 

2020年4月より新院長に就任した、山下光鶴(てるかく)のあいさつを掲載しています。

 

 長崎ギター音楽院は、設立以来半世紀以上にわたって、「ギターの素晴らしさを伝えたい」という想いのもと、音楽を楽しむことをつねに最優先にしながら活動を続けてきました。特に、当音楽院の生徒で構成される長崎ギター合奏団の、交響曲をギターでもって演奏したいという想いを情熱一筋で実現している演奏は世界的にも類を見ないものです。

 

 また当音楽院活動の成果は、アマチュアの音楽愛好者の活動をサポートし続けてきたことに加えて、国際的なプロのギタリストや指導者を数多く輩出してきたことにも表れています。

 

 音楽表現は、豊かな心と高い感覚を育み、また人々の交流と相互理解に寄与するものです。当音楽院では、「その人の音楽性を引き出す」ことを信条に、生徒の目的とスキルに合わせた丁寧な指導を行っています。確かなギター奏法を習得しながら、ジャンルの分け隔てなく多様な音楽表現を学ぶことができます。また、アンサンブル活動と、作曲や編曲、楽典などクリエイティブに音楽を楽しむためのレッスンが非常に充実していることも、当音楽院のおおきな特長です。

 

 ギターを弾いてみたい、音楽に興味があるという方なら、どなたでも大歓迎です。ぜひお気軽にお問い合せください。

 

山下光鶴プロフィール

山下亨(名誉院長)

元九州ギター音楽協会会長。元(社)日本ギター連盟理事。

オスカー・ギリアのマスタークラス受講。過去に東京国際ギターコンクールなどの審査員も務めた。

長崎県新人演奏会ギター部門創設に尽力し、国内外で活躍するプロギタリストと多くの指導者を育成。長年にわたり、長崎のクラシックギター界を牽引し、その基礎を確立した。